岡本太郎の本から学ぶ孤独観【人生とは孤独である】

・岡本太郎の本から、彼の孤独観を学びたい。
・なんとなく孤独を感じている。
・一歩踏み出す勇気が出ない。
 
 

こんにちは、るい(@CenotenBlog)です。

この記事は、岡本太郎さんの本をもとに、僕なりの孤独観について書いています。

なんとなく孤独を感じている人や、一歩踏み出す勇気の出ない方、に読んで頂きたい内容に仕上げました。

✔︎本記事の内容

・岡本太郎の語る、ほんとうの孤独とは。

・なんとなく孤独を感じている人へ

・孤独への一歩を踏み出す勇気が出ない人へ

僕は、かれこれ長い期間、孤独を愛しながら、コツコツと生きています。

本記事では、わりと強めな主張をしています。
すこしでも価値観が違うなと感じた場合は、どうぞ、すぐに他の記事をお探しください。

では、早速「孤独とは」という話から、始めたいと思います。

岡本太郎の語る、ほんとうの孤独とは。

岡本太郎さんの考える「孤独」とは、下記の2点かと思います。

・すべてに妥協せず、己をつらぬいていくこと。

・全人類の運命を、背負い込むと決意すること。

まず、思っていた孤独と違っていたら、すみません。
これらは読者によっては、目をそらしたくなるほど、辛いものかもしれません。

もし、メンタルがやられそうならば、もっとやさしい別の記事へどうぞ。

しかし、この孤独こそ、人間が強烈に生きるためのバネなのです。

すべてに妥協せず、己をつらぬいていくこと。

自分の主張を、徹底的につらぬくということは、まさに孤独です。
特に、純粋な主張を持つ人は、なおさら、他人からの承認は得ることはないでしょう。

現代の、この“おとな”社会は、あなたの持つその純粋な気持ちや考え、そして行動を、不純で危険なものとして、抑えようとしてきます。

あなたの主張が、正しいとか正しくないとか、彼らはもっともらしい理屈を振りかざして、抑制します。

でも実際、そんなことはどうだっていいんですよね。それらはすべて功利的な”おとな”の判断なんですから。

自分でも、なにを生むかもわからない、その純粋さそのものに、すべてを賭けてみる。

根拠はないけど、なにかが現れる。
そのなにかを掴むために、己をつらぬく。

こうしていると、かってに情熱がフツフツと湧いてくるんですよね。

人間全体の運命を、背負い込もうと決意すること。

人間全体の運命を、背負い込もうと決意すること。
つまり、世の中に対して絶対的責任を持つということ。

絶対的とは、相対的じゃない。
つまり、他のなにとも比べない、ということです。

人は、この絶対的責任において、人間の運命を考えた途端に孤独になるんです。

同時に、孤独だからこそ、人間の運命について深く考えることもできるのだと思います。
岡本太郎さんは下記のように言っています。

芸術とか哲学とか思想だって、みんな孤独の生み出した果実だ。

ここで、頭のいい人は、弁証法などの議論によって生み出された哲学もある、と思うかもです。

しかし、アイディアの細部まで考えると、やっぱり思いつくのは常に一人なんですよね。
大勢いれば、確率的に誰かが思いつきやすいだけであって、、、

話がそれてしまいましたが、岡本太郎さんのいう「孤独」とは、寂しかったり、ふさぎ込むことではないんですね。

ほんとうの「孤独」とは、人間全体の運命を、背負い込もうと決意することで、必然的に生まれるものなんです。

なんとなく孤独を感じている人へ

上記の孤独観をもとに、日頃から、「なんとなく孤独を感じている」という人に向けて。

孤独感を持っている人って、実は、わりと多かったりします。

何かの研究データを見せてもいいのですが、必要なさそうなので、やめときます。
だって、「今までに、孤独を感じたことがない人」がいたら、連れてきてほしいくらいなんですから。

そう考えると、全人類へのメッセージになるんですかね、、、

結論:つらぬくべきは孤独感ではなく、孤独である。

勘違いしてはいけない所なので、もう一度言いますね。

つらぬくべきは孤独感ではなく、孤独である。

よくメディアなどで、成功者といわれる方々の過去の話で、「始めの頃は、たった一人で孤独だったけど、諦めずに頑張った。」なんて、よく聞くじゃないですか。

たいていの人は、多分ここで勘違いをしてしまいます。

「友達なんていらない!孤独に努力するんだ!」と言いつつも、周りからなにかを言われるたびに、すぐにひがんじゃう人って、わりといたりしますよね。

これだと、やはり本人が求めているような、成功を得ることはないだろうし、そもそも人としての魅力がないですよね。

僕自身、過去の自分を振り返ると、ちらほら思い当たる節があります、、、
当時の自分は、恥ずかしいくらいに、イタかったと反省、、、

孤独感と孤独を、はき違えてしまってはダメです。
つまらない孤独感なんて、ポイッと投げ捨て、孤独にさっと履き替えましょう。

 孤独への一歩を踏み出す勇気が出ない人へ

ここまで、読んできた人の中には、「孤独感が必要ないことは、なんとなくわかる。だけど、わざわざ孤独をつらぬく必要なんてある?」と思うかもです。

確かに、人生には、それぞれが理想に思う生き方があります。

しかし、あなたは、ほんとうの生き方をしているのでしょうか?

ほんとうの生き方とは、あなたの人生を、あなた自身が全身全霊で生きる、ということです。

ほんとうの生き方の反対は、きっと惰性的に生きる、だと思います。
今までの習慣や、周りからの意見、社会の視線に流されて生きることだと思います。

決して、惰性的に生きることが悪いことだ、と言いたいわけではありません。
ただ、あなたは、この世に生まれてきたから、なんとなく今を生きているのでしょうか?

僕は、違うと思います。きっと誰もが、この世に生まれてきたからには、少しでも面白い人生を歩みたいはずです。

繰り返しますが、人生には、さまざまな生き方があります。
そして、人が、自分の人生を生きようとすれば、必然的に、孤独になります。

誤解や意見の食い違いを恐れて生きることは、他人の人生を生きているということです。

それでも、「孤独は不安だ」「私にできるか自信がない」という方へ

岡本太郎さんの本の中で、印象に残った言葉を送ります。

自信のあるなしにかかわらず、そういうことを乗り越えて生きる。それがスジだ。それが情熱であり生きがいなのだ。

弱いなら弱いまま、ありのままで、自分の人生を歩めばいいんです。
未熟を決意すると、勝手に勇気が出てきますよ。

世界は変えられなくても、自分自身は変えられます。

今回は、これくらいにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

✔︎参考にした本

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