【要約・書評】『つながる脳科学』を読んだ感想|脳科学の入門書としておすすめ!

はじめに

こんにちは、CenotenBlogです。

今回は脳科学に興味のある人におすすめの一冊。

本記事では、僕自身が感じたことも書いています。
皆さんの選書の参考になれば幸いです。

では早速、今回用いた本はこちらです。

著者は理化学研究所 脳科学総合研究センターの九人の研究者達です。

本書から学んだこと

  • 記憶のエングラム(痕跡)とは、ある出来事を記憶することによって脳内に起こり維持される物理的・化学的変化のこと。そして、記憶のエングラムセオリーとは、エングラムを保持している細胞群(エングラムセル)の発火でその記憶が思い出されたりするというアイデア
  • 脳内で表現される時間の基礎は、空間を占める物の変化や自分の知っている情報の順序なのかもしれない。むしろ、この時間感覚(順序の記憶)の中に、空間の把握やエピソード記憶も含まれるのではないか。
  • 強い情動経験は、強力に記憶を形成し、私たちの行動や生理的な反応に影響するような学習をもたらす。例えば、消去学習は、恐怖学習で身につけた「感覚刺激に対する嫌悪的反応」を抑える学習。

評価

★★★★★

あらすじ・内容

ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!

感想

ひとこと感想

脳科学の入門書としておすすめ

思ったこと・感じたこと

これ一冊で脳科学のさまざまな知見が得られた。

中には難しい章もあったが、比較的わかりやすいものが多かった印象。

僕自身も脳科学の知識があるわけではないのだが、楽しく読むことができた。

琴線に触れた言葉

例えばエピソード記憶には、物の認識が不可欠、ものを思い出すということは、それにまつわるエピソードも付随して思い出すだろう。これは、まさに回顧である。一方、空間を認識するということは、地図の座標のような位置情報に加えて、目印としての「もの」を認識しているということでもある。したがって、空間の連続と順序を圧縮したニューロンの活動があるということは、まさに「もの」の変化を認識できる可能性も示す。つまり、脳における空間性と時間性は、経験に関する記憶システムを中心にして、ある程度近いだろう

終わり

今回は『つながる脳科学』について書きました。

これ一冊で脳科学についてさまざまな知識を得ることができます。

脳科学に興味のある人におすすめの一冊!

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